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私の両親は、私が小学生のころに家を建て替えた。建て替えのときに、私にも自分の部屋を持つことができた。初めての自分の部屋。子供部屋が複数あり、誰がどこを使うかで少しもめたが、場所が決まってからは皆、大事に自分の部屋を使っている。部屋の違いというのは広さだったり、窓の向きだったりするのだが、部屋のカーテンは全て違った。私の部屋のカーテンは緑色のもので、少し薄めのもの。太陽の光がたくさん入り、暑くなるからだろうか、南国のイメージがするカーテンだった。初めのころは全く問題なく暮らしたのだが、ある程度時間がたつと、古くなってくる。長年、直射日光を浴び、色も薄くなり、仕舞いには破れるようになった。破れたら買い換えればいいのだが、小さいころから使い続けたものを、そう簡単には変えられない。ぼろぼろになっても、私の小さいころの思い出がたくさん詰まっているからだ。他の人から見れば、ぼろぼろで色あせて見えるだろう。だが、私との思い出は全く色あせていない、出会ったころのままなのだ。